教育現場のAI活用|NotebookLM・小テスト作成
NotebookLMで教科書・講義資料から
小テストのたたき台を作る方法
小中学校・高校・大学・専門学校の先生にとって、小テストや確認問題の作成は、授業理解を確かめる大切な仕事です。一方で、毎回ゼロから問題を考えるのは時間がかかります。
GoogleのNotebookLMは、先生が用意した資料を情報源として扱えるAIツールです。利用ルールを確認した教科書、講義資料、配布資料などをもとに、小テストのたたき台づくりに活用できる可能性があります。
大切なのは「完成品」ではなく「たたき台」として使うこと
NotebookLMが出した問題を、そのままテストとして使うのはおすすめしません。授業の目的、児童・生徒・学生の理解度、学校の方針に合わせて、先生が確認・修正することが前提です。
AIは、先生の判断を置き換えるものではなく、下書きや整理を助ける道具として使うのが現実的です。
手順1:利用できる資料を確認する
まず、NotebookLMに入れてよい資料かどうかを確認します。教科書、指導書、講義資料、配布資料、PDF教材などは、出版社・学校・契約・著作権上のルールを確認してください。
注意
利用できるか判断に迷う資料は、学校のICT担当、管理職、出版社、契約元のルールを確認してから使いましょう。
手順2:個人情報を入れない形にする
小テスト作成に使う資料には、児童・生徒・学生の氏名、成績、個別の支援情報、健康情報などを含めないようにします。必要であれば、個人を特定できる情報を削除した資料を準備します。
基本ルール
AIには、授業内容や教材の情報を入れる。個人情報や評価情報は入れない。この線引きを最初に決めておくと安心です。
手順3:NotebookLMに資料を読み込ませる
利用ルールを確認した資料をNotebookLMの情報源として登録します。単元、授業回、章、講義テーマなど、範囲を絞って資料を入れると、問題のたたき台も確認しやすくなります。
小中学校
単元や授業範囲ごとに資料を分ける。
高校
定期考査前の確認範囲に合わせる。
大学・専門学校
講義回、テーマ、実習範囲ごとに資料を整理する。
手順4:小テストの条件を具体的に伝える
AIに依頼するときは、「小テストを作って」だけではなく、対象、問題数、形式、難易度、確認したい観点を具体的に伝えると使いやすくなります。
登録した資料の範囲だけを使って、 授業内容の理解を確認する小テストのたたき台を作ってください。 条件: - 対象:高校2年生 - 問題数:10問 - 形式:選択問題5問、短答問題3問、記述問題2問 - 難易度:授業を聞いていれば解ける基本レベル - 各問題に、正答と簡単な解説を付けてください。 - 資料に書かれていない内容は使わないでください。
手順5:先生が確認・修正する
AIが作った問題は、必ず先生が確認します。特に、正答の妥当性、授業内容との一致、難易度、表現、児童・生徒・学生への配慮は、人の判断が必要です。
確認1:資料の範囲内か
資料にない知識や言い回しが混ざっていないか確認します。
確認2:難易度が適切か
授業の目的や学年、講義レベルに合っているか調整します。
確認3:表現が適切か
児童・生徒・学生が誤解しにくい文章に直します。
NotebookLMが向いている場面
授業後の確認問題
授業範囲の理解確認に使う小テスト案。
復習プリント
重要語句や要点を確認する復習問題。
講義の理解度確認
大学・専門学校の講義後の確認課題。
文泉堂がお手伝いできること
文泉堂では、NotebookLMやGemini、ChatGPTを「なんとなく使う」のではなく、先生方の授業準備や教材作成に合わせて、実際に使える形へ整えるお手伝いをします。
ツール選定
NotebookLM、Gemini、ChatGPTの使い分けを整理します。
使い方研修
実際の教材作成・小テスト作成の流れに沿って説明します。
安全な運用
著作権、個人情報、学校ルールに配慮した運用を一緒に考えます。
小テスト作成や教材準備にAIを使いたい先生へ
NotebookLM、Gemini、ChatGPTを授業準備に活用したい方は、文泉堂へご相談ください。小中学校・高校・大学・専門学校の先生方の実際の業務に合わせて、無理なく始められる使い方を一緒に考えます。


